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はやり目の後遺症|福岡で白内障・網膜硝子体の手術・治療が得意な眼科なら「川原眼科」

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医院コラム

はやり目の後遺症

今年初めての投稿になります、遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
今年もみなさまの目の健康のために精進してまいります。

さて、昨年から引き続き、はやり目(流行性角結膜炎)が流行しています。
例年夏から秋くらいに多いのですが、年が明けてまで流行が続いているのは珍しいです。
おそらく暖冬の影響もあるのでしょうか。
寒くないのは嬉しいことですが冬らしくもありませんもんね。

はやり目はアデノウイルスの感染によっておこる結膜炎で、他の結膜炎と違って感染力が強く、身近な人にすぐにうつってしまいます。
家族内や職場、保育園などで広まりやすいです。
基本的にはどう治療しても2週間ほど症状が続きます。
充血、目ヤニ、痛み、腫れなどを抑えるためにステロイドの点眼が必要になります。
小児科などを受診して相談しても点眼を出してもらうことはできますが、しっかりはやり目の検査をして確定することが大事です。
また、そういった場合、適切な点眼がでていないことがあるので注意が必要です。
というのも、はやり目にはステロイドの点眼をしていないと「角膜炎」という後期症状を起こしてくることがあるからです。
角膜炎とは、炎症の持続によって角膜が白く濁ってくる状態で、かすんで見えたり視力が下がってきてしまいます。
特に子供よりも大人のほうがはやり目自体の症状が強くなりやすく、角膜炎も出ることがあります。

この角膜炎、今年はすごい確率で発症しています。
はやり目が治ったかなというころに角膜が濁りだしてきます。
そして今年はしっかりステロイド点眼を行ってもゆっくりしか改善しなかったり、点眼をやめたら再発をすることも多いです。

大人は見えにくくなるのでその時には受診していただけますが、こどもは見えにくくてもほとんど訴えないのでそのままになってしまうこともあります。
そうなると乱視が強くなって視力が悪くなってしまったり矯正視力が出ない、ということになります。

はやり目はしばらくしたら治る、そう油断していたら怖いですので注意が必要です。

実際にしっかり治療をしても半年近く完治しない人もいます。。。

いつまで流行が続くかわかりませんが、院内でも消毒をしっかり行い受診した患者様に発症しないようにものすごく気をつけています(スタッフブログ参照)。

世間ではインフルエンザも流行していますので、みなさまお気をつけください。


2月1日(金)~3日(日)まで日本眼科手術学会総会に参加してきますので休診となります。

 



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