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県外からの手術(硝子体手術)|福岡で白内障・網膜硝子体の手術・治療が得意な眼科なら「川原眼科」

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医院コラム

県外からの手術(硝子体手術)

眼科の手術には白内障手術以外にも「硝子体手術」というものがあります。
 

硝子体手術が必要になる疾患とは、

・糖尿病網膜症
​・網膜剥離
​・黄斑上膜(網膜前膜)
​・黄斑円孔
​・硝子体出血

などです。

​白内障手術と全く異なり専門的な高度な技術を要します。

当院は福岡県でも日帰り硝子体手術を行える数少ないクリニックです。
 

以前は、硝子体手術の際には入院することが必須でした。
​しかし、医療技術の進歩と共に手術の傷も小さくなり、術後の炎症もあまりでなくなったため、術後の安静というものが重要でなくなっています。

​ほとんどすべての疾患で硝子体手術のあと入院する必要はありません。

当院では他県から手術を受けに来られる方も増えてきています。
​先月は山陰地方からわざわざ硝子体手術を受けに来ていただきました。

病名は「黄斑円孔」。

​目のど真ん中の組織にあたる黄斑と言われる部位に穴が開き中心が見えなくなってくる病気です。
​ごくごくまれに自然治癒する事がありますが、ほとんどの場合手術をしなければ良くなりません。

​硝子体手術を行い、手術の終了時に眼の中に空気を入れて穴をふさぎます。

その後穴が閉じるまでひたすら下向きをすることがとても重要です。

でもこの下向きの姿勢がとても大変なんです。
​寝ている間も下向きになる必要があるからです。


​最近、下向きをしないでも治るという報告がされていますが、残念ながらその分手術の成功率が下がることもわかっています

​私としても下向きをしないでも治るだろうと思いますが、では、下向きを一晩頑張ってきっちり治すか、下向きをしないで治らない確率が上がるのとどちらがいいのかというと当然治る方が優先ですよね!!

ですので下向きをがんばるのをお勧めします。
ほとんどの場合、一晩の下向き姿勢で治るので一晩頑張るだけです。


​下向きをしないでもいいと言っているのはあくまでも研究的な話ですので、実際の臨床の現場では下向きをすべきなのです。


​さて話は戻りますがこの黄斑円孔の手術によって穴が閉じた画像を上に載せています。

​上が手術前(穴が開いてきている!)、下が手術後(形は正常に近い)。

​術後1週間なのでもう少し傷も綺麗になりますが、視力も徐々に上がってきています。

​日帰りが入院するより良いというわけではないです。
​もちろん入院してのんびりするのもよいと思います。
​どちらで手術を受けられるにしても、安全に、安心して、確実な手術をいけていただくことが大事だと考えています。

 

福岡県糟屋郡粕屋町、志免町、福岡東区から目でお困りの患者様にご来院いただいています。ドライアイや結膜炎などの一般疾患から日帰り白内障・硝子体手術に至るまで、目のことなら川原眼科にお任せください。

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