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網膜剥離の症状|福岡で白内障・網膜硝子体の手術・治療が得意な眼科なら「川原眼科」

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医院コラム

網膜剥離の症状

こんにちは、看護師の樋口です。

今年は特に陽ざしも強く、蒸し暑い日が続いていますが体調などお変わりないでしょうか?

私は夜の寝苦しさとクーラーと・・・日々戦っております。病院では暑さに負けないようスタッフ一同、気合い入れて頑張ってまいりますのでよろしくお願いします。

 

またお盆は長いお休みを頂きご迷惑をおかけしました。そのお盆明けに網膜剥離の患者さんが来院され緊急手術を行いました。今回は網膜剥離の症状についてお話したいと思います。

網膜剥離とは・・・眼球の内側にある網膜という部分が剥がれて網膜の下に液体成分が入り込んで起こる病気です。網膜剥離の種類には①裂孔原性網膜剥離と②非裂孔原性網膜剥離がありますが多くの方が①、網膜に穴が開き、裂け目ができて起こってくることが多いのです。

 

症状としては
1.目の中にフワフワとしたゴミや蚊のような黒い物が見えるいわゆる「飛蚊症」
2.目の中がピカッと光が走った、光がないのにチカチカ光が見える「光視症」
3.もやがかかったよう、かすみがかったように見えるなど「視力低下」
4.見える範囲が狭くなったり物がゆがんで見えたりする「視野欠損」
などがみられます。

 

飛蚊症は目の生理的現象つまり異常のない場合にも見えています。その見極めが自分では難しいのです。私たちの目の中は透明なゼリー状の硝子体という物質でできています。硝子体は透明な組織ですが、年齢とともに濁りが出てきたり、近視が強いほど繊維のような塊が出やすくなり、飛蚊症が起こると言われています。

 

初めて飛蚊症が見えた時は一度眼底検査をお勧めします。また日頃より飛蚊症のある方は、急にいつもより黒い点が多くなった、墨のような影が見えるなど症状のひどくなった場合には早めの受診をおすすめします。


網膜裂孔で穴が開いている早い段階であれば外来でレーザー治療で進行を止められます。穴の開いた場所にレーザーを当て焼き付けて剥離を防ぎます。


しかし網膜剥離が起こると剥がれてしまった網膜へは栄養がいかなくなってしまいまい手術が必要となります。時間が経過すると剥がれている部分が広がり元の様な見え方ができなくなってしまいます。そのため網膜剥離を起こしていたら早期発見、早期治療が何より大切なのです。

 

川原眼科では緊急の手術にも対応させていただきます。ぜひご相談ください。

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